イタリア・ピエモンテ州のバローロ
2009年12月04日
今回は黒田のちょっとだけワインです。
まず、ピエモンテとは"山の足"を意味しています。ここでの山とはアルプスのことです。
また、ピエモンテは平地が少なく、斜面が多く少しずつ方位と高度が異なる為に、各畑によっても性格が異なるワインが仕上がっていると思います。また、この州の有名なブドウは、バルベーラ、ブラケット、ドルチェット、フレイザ、モスカート、ネッビオーロ等があります。
北イタリアで特に有名なワインはネッビオーロ種から造られる、バローロとバルバレスコといわれます。
その他にDOCネッビオーロ・ダルバ、DOCランゲ・ネッビオーロ、DOCGロエーロ等数多くのワインが生産されています。
今回はその中でもバローロを取り上げてみます。
現在バローロの地域では1700haを超えるブドウ畑があります。
そのほとんどは、バローロ、カスティリオーネ・ファレット、モンフォルテ・ダルバ、ラ・モッラ、セラルンガ・ダルバの5つの村を囲む丘陵斜面に位置します。
バローロ村のワインは全体的にしなやかでおおらかな、女性的な感じと、逆にしっかりした濃縮味のあるワインだといわれています。おそらくクラッシック なバローロが出来る地域だと思います。
お薦めのブドウ畑は、ブルナーテ、カンヌービ、カンヌービ・ボスキス、チェレクィオなど。
カスティリオーネ・ファレット村は5つの村の中では1番小さく、丘の上に位置するために畑がほとんどが丘の斜面に位置しています。ワインはしっかりとしたフルボディで濃縮味を備えています。
お薦めのブドウ畑は、フィアスク、モンプリヴァート、ロッケなど。
モンフォルテ・ダルバ村はバローロの中では3番目に大きい村で丘の頂上に町があり、畑は斜面に位置しています。ここのワインはバローロの中では最も長熟が必要とされ、最も濃縮したワインが出来ています。
お薦めのブドウ畑は、ブッシア、ジネストラなど。
(ブッシアの中ではチカーラ、コロネッロ、グランブッシア、ソプラーナ)
(ジネストラの中ではチャボット、ソリ・ジネストラ)
*ブッシア、ジネストラには副次的畑がある為に以上の畑を更にお薦めしました。
ラ・モッラ村も丘の上にあり5つの村の中では1番大きく、ワインはとても豊かでシルキーな味わいで、若いうちからも飲みやすい。
お薦めのブドウ畑は、アルボリーナ、ブルナーテ、チェレクィオ、モンファレット、ロッケ、ラ・セッラなど。
*バローロとラ・モッラに同じ畑名があるのはまたがっている為です。
セッラルンガ・ダルバ村は2番目に大きく、ワインは最も豊かでフルボディ、また長熟に適している。
この村には、アンジェロ・ガヤ、ブルーノ・ジャコーサ等有名な生産者が畑を所有しています。
お薦めのブドウ畑は、ファレット、オルナート、リオンダなど。
機会があれば是非お試し下さい。




