ブドウ属

2008年10月03日

出久根さんありがとうございました。
イタリアで初めに出会ったティナおばあちゃんが思い出になる人でよかったですね。
たまに、お客様からワインが出来るブドウって食用なの?質問があります。
ブドウ属は大きく分けると、北アメリカ系、中央アジア系、台木系、ヨーロッパ系になります。
ブドウの全生産量の80%がヨーロッパで作られワイン用に使用されています。
1)北アメリカ原産のヴィティス・ラブルスカ(アメリカ系)で生食やジュースに多く利用されています。
食用でもワインは造れますが、水っぽく、酸味が少ない。
ワイン用のブドウは糖分と酸味があり、 まろやかな味と濃くがあります。
2)ヴィティス・アムレンシス(中央アジア系)は少量だけ栽培されています。
このブドウは日本の十勝ワインに用いられています。
3)ヴィティス・リバリア(台木系)はブドウの害虫「フィロキセラ」に対して抵抗力があることから現在ではヨーロッパ系のブドウを接ぎ木する場合に使われています。
4)コーカサス(現在のグルジア共和国)原産のヴィティス・ヴィニフェラ(ヨーロッパ系)でワイン用に使用されています。
ワインに適したブドウの原産地は西アジアから、ローマ帝国がヴィティス・ヴィニフェラをヨーロッパに広めたといわれます。また、19世紀にはカリフォルニアに伝えられました。
さらに、日本原産のブドウ品種、甲州も西アジアから中国を経て日本に伝えられてそうです。ヴィティス・ヴィニフェラ(ヨーロッパ系)の代表的な品種は、カベルネ・ソービニヨン、メルロー、ピノ・ノワール、シャルドネ、ソービニヨン・ブラン、セミヨン、リースリング、ネッビオーロ、サンジョベーゼ等々があります。また、このブドウはフィロキセラに弱い。
先ほど出てきたフィロキセラとは、害虫で「ブドウ根アブラムシ」といいます、アブラムシはブドウの木の根についてやがてブドウの木を枯らします。
実は1863年にアメリカ大陸からフランス・ローヌに侵入し、その後ヨーロッパ全土に被害がでた。
1884年アメリカ産の台木によりフィロキセラは解決されました。
もし、解決していなければワインは存在しなかったかも知れませんね。
次回は、星野さんどっか見つかりましたか?美味しそうなお店。